B<ママ、僕は強いから大丈夫!>
原「としとかよしとかが名前につく人いないかな?ここにいるお母さんの名前がトシとかヨシとかつく人いる?
。。。(会場を探して)いない。。。なんだろう、トシ、ヨシとか。。。
一番奥(の席)から聞こえるんだけど。(指差して)あなたにトシとかヨシとかつく人が家族にいる?」
受け手「いないです」
原「いない、誰でしょうね。後ででわかるかもしれません。女の子が見えるんだけど、あなたが会いたいのは女の子?」
受け手「男の子です」
原「産まれなかったお子さんいない?」
受け手「産まれなかった子はいません。」
原「ご親戚で幼くして亡くなった子はいない?」
受け手「わからないです」
原「お兄ちゃんって小学校くらいですか?小学校の5年生くらい?」
受け手「体は5年生くらいだけど、実際は2年生」
原「でも(体が)大きめでしたか?」
受け手「大きめでした。」
原「明るいひまわりみたいな性格の子」
受「にか〜って笑う子」
原「ひまわりっぽい感じのする男の子。あのね、この子と一緒に女の子も来てるんですよ。
だから、あとで親戚がお友達関係で、向こうの世界に行ったお子さんがいないか確認したらよいとおもいます。」
受「ピンクの洋服きてますか?」
原「かもしれない。けど、ちょっと色は、薄っぽい感じでは見えるけれども。。。同じくらいの年の女の子なんだけど。
幼稚園くらいから(小学校)2年生くらいまでの子。あまり大きくはないんだけれども。
この子、ガールフレンドを連れてきていますよ。こうやって元気に歩く(男の子)子なんだよね。(真似して見せる)」
受「はい」
原「それで面倒見のいい子なの。おにいちゃんは。」
受「はい、優しくって。」
原「優しくって、面倒見が良くて、お兄ちゃんタイプなのね。」
受「はい」
原「ガールフレンド連れてきているから。。心配ないみたい。」
受「え〜っ」
(みんなの笑い声)
原「写真ありますか?写真貸してください。エリコちゃんとかエリカちゃんとかそんな名前かもしれない。」
(写真をみると、お花畑と一緒に写っていて、皆さんで見る)
原「そうそう、本当にひまわりみたい。今見えるのは、もうちょっと髪が短いかな。この辺が。」
他のご参加者の方々「にこにこしてかわいい。いい子だねえ。」
「本当に大きくて、小学校5、6年に見えるねえ。」などなど言い合う。
原「この子も突然逝っちゃった?」
受「事故で。その時に亡くなっていました。」
原「車?」
受「トラック」
原「うん、事故だと思いますね。急に逝っちゃったという感じです。何処かの帰り道じゃないかな?帰ろうとした、って言っているんだけど。」
受「そうです。」
原「帰ろうとして、帰れなかったって言っています。お家に帰ろうとしたよね。それで帰れなくてごめんねって言っています。
ランドセルをしょっていたでしょ。そのランドセルのことを言っています。そのランドセルをお母さんまだ持っているんじゃないかと思うんだけど。」
受「あります。」
原「ランドセルがまだあるって、言ってきています。でも、ママ僕大丈夫。僕、強いから大丈夫って言っています。
で、向こうで僕はしっかりしているから大丈夫なんだよ。小さい子とかの面倒見てるんだよって、言っています。
僕は強い子だから大丈夫。
だから、ママは僕のこと心配しなくて大丈夫、って。この子の好きだった食べ物、ハンバーグとかスパゲッティとか洋食っぽいものなんだけど、
それを一生懸命この子にあげていませんか?お兄ちゃんのこと思って、陰膳してるでしょ?それを知っているって言っていますよ。」
受(うなずく)
原「他にこの子に姉妹がいるでしょ?」
受「お姉ちゃんが」
原「お姉ちゃんにお弁当を毎朝作っていませんか?その時に、この子にも作ってあげたいって思いながら作っているんじゃないかな。
お弁当を作っているところを(この子が)見ているんだけど。」
受「はい、なんだかもう(この子に)お弁当を作ることがないんだなって思って。」
原「だからですね。お弁当をお母さんが自分のことを思いながら作っているのを見ている、って言ってきてます。見てるよ。
全部伝わっているよって。(お母さんは)本当はこの子を迎えに行く予定だったのかな?事故にあった時って。」
受「私、探し回っていて。。。」
原「(お母さんが)迎えに行けなかったことを悔やんでいるって言っているんだけど。」
受「ちょっと私が仕事で少し遅かったんですね、息子より。その間に出かけて、家に帰って来る時に事故にあって。
私が仕事から帰って、帰ってくる時間にいなかったので、探し回って。だから、ほんとうに顔も見ずに、朝送ったきり。。。」
原「そのことで、迎えに行けなかったことを悔やんでいるって言っています。そのことで、パパがいますよね。
パパのこともお母さんがわだかまっているって言っているんだけど。パパのことも責めないでって言っています。パパのことも気にしています。」
受「なんか喧嘩とかしちゃって。急に逝ちゃって、自分たちも満足にしきれていないという複雑な思いがあって。」
原「パパができなかったことに関して、ママが(パパを)責めたりすることがあるんじゃないかな。パパを責めないでって。
パパも忙しい人でしょ。だから、もっとかまってくれっていればというのがお母さんとしてはあるんじゃないかな。
だけど、僕はママが、ママの方が圧倒的にこの子といっしょにいたよね、だから僕は、パパが忙しいのを知っているし、
ママがいたから十分っていっています。。。。パパのことが嫌いなわけじゃないですよ。休みの日もパパは結構忙しかったようにみえますけど。」
受「あまり一緒に過ごした記憶はたぶんないと思う。」
原「ですよね。そんな感じですよね。」
受「私とずっと一緒にいろんなことをやったっていう感じで。」
原「うん、そうだよね。だけど、パパの事情は事情で僕はわかっているし、ママと一緒にいられたから十分って言っています。
パパのことだって大好きだったって、伝えてって言っています。
パパは心の弱い人なんだよって言っていますよ。
僕と違って弱いんだからって。このお兄ちゃんのどっしりした感じっていうのは、お母さん似みたい。。。
ママが新しいことをしようとしているのに、躊躇しているって言っています。
何か新しい勉強しようか、仕事しようか、趣味をしようか、
何か新しいことをしようとしていませんか?
したいものがあるんじゃないかな、それをこの子が逝ってしまっているから、
そんなことを私がやる場合じゃないわって思っていることがあるのではないかな。」
受「お仕事はずっと息子が亡くなってからできていなくて。なんか、忙しくなっちゃうと息子のことを感じることができなくなっちゃうんじゃないかとか。
静かに過ごしていた方がいいのかなとか、そんなことを思ったりします。」
原「何か躊躇したりしていることを、それをもっとやってやってって言っていますよ。
仕事もあるでしょうけど、趣味とか勉強とか、
新しいことをやって、やって、って言っています。
この子が逝ちゃってから、作文かな、何か学校から返ってきたものがあるような、
何か文字で書いているもので返ってきたものがありませんか?
それを見てお母さんがまた悲しんでいるって言ってきています。
でも向こう(霊界)で、僕はやっていることがあるから、十分がんばっているよ、って言っています。
子供達を、必要なところに連れて行く役目もやっているって言っています。
だからちゃんと元気に、僕も向こうでお仕事しているんだから、ママも頑張って、って。
負けていられないね、お母さん。」